帰宅時間が遅くなると、気になるのが女性の一人歩きは何時までなら安心なの?ということですよね。
女性の一人歩きは何時までなら安心というのは、残念ながらありません。
明るくても暗くても、犯罪に巻き込まれる時はありますし、もちろん巻き込まれないこともあります。
何時までなら安心かよりも、女性一人歩きのリスクを知って、対策をしておくのが重要です。
女性一人歩きの際に、気をつけるポイントや防犯グッズも紹介しますね。
- 女性の一人歩きは何時まで安心なのか
- 一般的に何時まで女性は一人歩きするのかと犯罪が多い時間帯
- 女性一人歩きの夜道で気を付けるべきポイント
- 女性一人歩きで用意したいおすすめ防犯グッズ
女性の一人歩きは何時までなら安心?
女性の一人歩きは何時までなら安心というのはありません。
しかし、時間帯によっては犯罪が多く、巻き込まれやすい時間帯があります。
人通りが少なくなり、人の目が気にならなくなる夜間は、ひったくりや強盗などが多い時間帯です。
- 18時~明け方にかけて性犯罪が多くなり、20時から午前2時にかけて最も多い時間帯
- 通勤や通学の時間帯である、8時から9時頃も多い傾向にある
- 帰宅時間の15時~17時頃も同様に多い傾向
被害者は20代の女性が最も多く、次いで10代、30代でした。
通勤や通学は一人歩きになることが多いですが、明るい時間帯であることから防犯意識が薄れがちになりますよね。
しかし、女性の一人歩きは時間帯関係なく気を引き締めて対策するのが重要です。
女性の一人歩きは一般的に何時までしてる?
女性が一人歩きする時間帯は、22時〜23時までという意見が最多でした。
ただ、同じくらい特に時間は気にしないという意見も多かったです。
その一方で、暗くなったらもう外出はしないという意見もありました。
人によってかなり認識の差が大きいですね。
街灯の有無だったり、夜に出歩いている人数だったり環境の違いで、認識の差がありそうですね。
女性の一人歩き夜道で気を付けるべきポイント
夜道でも毎日無事に帰宅できていると、警戒心が薄れてしまいますよね。
女性をターゲットにした犯罪は後を絶たないので、隙を突かれて不審者に狙われやすくなってしまいます。
女性一人歩きの夜道で気をつけるべきポイントを確認して、警戒心を持ってくださいね!
- ながら歩き
- 自宅近くのコンビニに寄らない
- 近道でも暗く人通りが少ない道は通らない
- 露出が多い服や歩きにくい靴は避ける
- だらだらゆっくり歩かない
ながら歩き
一人歩きする際に、
- ながら歩きをしない
- 音楽を聴きながら
- スマホをいじりながら
- 電話しながら
これらのながら歩きは、周囲への意識が薄れて非常に危険です。
音楽や操作に夢中になって、足音や気配に気付かない可能性が高くなります。
夜道でのスマホ操作は、スマホのライトであなたが一人歩きしている目印になってしまうことも。
また、夜道を歩く不安で電話で話しながらという場合は、もしも何かあった時に通話相手がすぐにあなたを助けてくれるわけではありません。
そのため、電話で気を紛らわせるより、ながら歩きをやめて警戒心を持って歩いた方が安全と言えますよ。
自宅近くのコンビニに寄らない
仕事で疲れている日なんかは、コンビニに寄ってラクしたい日もありますよね。
夜間、仕事帰りにコンビニに寄る場合は、自宅近くのコンビニに寄る事が多いと思います。
中には、コンビニで女性を物色して犯罪を犯す不審者もいるので、注意が必要ですよ。
お箸は何膳必要か確認されて1膳と答えると、一人暮らしであることがバレてしまう可能性があります。
夜間にコンビニに寄る事自体、この近くに住んでるんだなと推測されて、ストーキングされるリスクがありますよ。
近道でも暗く人通りが少ない道は通らない
近道だったとしても暗く人通りが少ないと、不審者が潜んでいる可能性が高くなります。
仕事で疲れている日は早く帰りたいし、早く自宅に着いた方が安心な気持ちはよく分かります。
しかし、人通りや街灯が少ない道はなるべく避けて大通りを歩くようにしましょう。
もし、人通りが少ない道で怖いと感じた時のために、逃げ込める場所を探しておくと安心ですよ。
また、防犯グッズを身に着けたり、周囲を意識しながら足早に歩いたりして、防犯意識の高さをアピールすると不審者に狙われにくくなります。
露出が多い服や歩きにくい靴は避ける
露出が多い服装は、不審者を刺激して狙われやすくなります。
とは言え、好きな服を着たいし制限されたくないですよね。
夜道を歩く時は、羽織るものを用意して露出を控えるようにしましょう。
また、ヒールが高い靴や、脱げやすそうな靴を履いた女性は狙われやすいです。
走って逃げられないだろうから狙いやすいと思われてしまうからです。
しかし、ヒールを履いておしゃれしたい日もありますよね。
そんな日は、タクシーを利用したり、家族に迎えを頼んだりしましょう。
帰宅が遅くなることが分かっている日は、スニーカーなど歩きやすい靴を持ち歩くのもおすすめですよ。
自分の身は自分で守るために、対策をしたうえで好きな服や靴を身に着けてくださいね。
だらだらゆっくり歩かない
夜道に女性が一人でだらだらゆっくり歩いていたら、警戒心がないと思われてしまうかもしれません。
周囲を警戒しながら足早に歩くようにしましょう。
また、ガードレールのある道は、必ずガードレールの内側を歩くようにしてくださいね。
もし不審者に狙われても、ガードレールでワンクッション挟むことにより、犯罪に巻き込まれるリスクが低くなります。
もし、ガードレールがない道で車を横づけされたら、車の進行方向とは逆方向に逃げてください。
車がUターンする間に逃げる時間を稼ぐことが出来るからです。
つけられてる!と思ったらどうしたらいい?
つけられてると思ったら、遠回りや戻ることになっても、必ず人通りが多くて明るい道に行きましょう。
自宅近くでも、タクシーをつかまえて利用してくださいね。
タクシーがつかまらなければ、コンビニなどに入り、家族や友人に迎えに来てもらうか、タクシーを呼びましょう。
どんなに家が近くても、そのまま自宅に入ることはしないでください。
自宅がバレてしまえば、度を越したストーキング被害や、空き巣などのリスクもあります。
女性一人歩きは防犯グッズで身を守ろう
いざという時には頭が真っ白になり、強い恐怖心により精神的ショックを受けて、心のダメージとなってしまいます。
大げさと思わず、防犯グッズで身の安全を守りましょう。
上手く使いこなせるか、持ち運びやすいかも選ぶ際の重要なポイント。
購入前には、使いこなせそうなものをいくつか用意しておくと安心ですよ。
- 防犯ブザー
- フラッシュライト
- 催涙スプレー
- スタンガンや警棒はおすすめしない
防犯ブザー
大きな音で、不審者を威嚇してひるませたり、周囲へ危険を知らせたりできます。
ボタンを押したり、紐を引いたりして大きな音を鳴らし、攻撃性がないので子どもや女性でも扱いやすいです。
可愛いデザインのものもあり、安価で気軽に手に入りやすいのも嬉しいポイント。
購入する際には音の大きさを確認して、100dB以上の物にしてくださいね。
人が嫌う音量は、100dB以上と言われています。
また、最近はわざわざ購入しなくても、スマホのアプリで防犯ブザーの役割をしてくれる物もあります。
スマホにインストールしておくと、うっかり防犯ブザーを忘れた時でも安心ですね。
フラッシュライト
不審者に向けてライトを点灯させると、眩しさの余りしばらく目が見えない状態になるので、そのすきに逃げることができます。
一般の懐中電灯は、光を分散して周りを広く照らすので、あまり眩しさを感じません。
フラッシュライトは、光を前面の狭い範囲に集中させて目を開けられないくらい強力な眩しさになります。
夜道だけでなく、日中でも目が眩む明るさです。
デザイン性も高いので、日常的に持ち歩きやすくなっていますよ。
催涙スプレー
催涙スプレーは、不審者に吹きかけてひるませることができます。
一般的に市販されている物の成分は、ほとんどが唐辛子の成分であるカプサイシンです。
そのため、目に入ると強い痛みを感じたり、吸い込むと強く咳込んだりします。
商品にもよりますが、1〜2mほど離れた場所から噴霧しても効果を発揮するので驚きですよね。
可愛いデザインの物も多く、マスコット感覚でバッグにつけても違和感ありませんよ。
とっさの時にすぐ取り出しやすい場所に入れるのが重要なので、カバンにマスコットとして付けれるのは嬉しいですよね。
しかし、相手に奪われたり使い方を誤ったりした場合は、自分にも被害が及ぶことを頭に入れておきましょう。
スタンガンや警棒はおすすめしない
スタンガンは不審者との距離が近くないと効果を発揮しないため、かなり危険度が高いです。
女性は男性より腕が短いことがほとんどなので、スタンガンを相手の身体に当てる前に奪われたり、効果を発揮できなかったりする可能性があります。
距離をとって使用できる、催涙スプレーや防犯ブザーのほうが安全でおすすめですよ。
どうしてもスタンガンを携帯したい場合は、日本護身用品協会認定の物にしましょう。
海外の商品は、電圧が日本の基準以上だと危険物所持となり、軽犯罪法違反になってしまいます。
使用した際には、過剰防衛となったりすることもあるので、注意が必要ですよ。
また、警棒は扱い方が難しく、場合によっては相手を死傷させかねない武器となり危険です。
携帯することによって、軽犯罪法違反となることも。
防犯のために持ち歩くのはリスクが高く、上手く扱えず効果が期待できません。
まとめ
- 女性一人歩きは何時までなら安心というのはないが、犯罪が多い時間帯はある
- 女性一人歩きは、一般的に22時~23時までとしている割合が多い
- ながら歩きをしない、なるべく大通りや明るい道を歩くなど、簡単な対策を意識する
- 防犯グッズを身に付けると、防犯意識の高さをアピールできるため狙われにくくなる
女性の一人歩きは、いくら明るい時間帯でも対策が必要だと分かりましたね。
何時までなら大丈夫と油断せず、しっかり対策して自分の身は自分で守りましょう。
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