一人暮らしでのご飯は、作る手間や栄養バランスなど、なにかとめんどくさいと思ってしまいますよね。
しかし、一人暮らしでめんどくさいからといって、ご飯を抜いたり適当に済ませたりするのは良くありません。
栄養バランスが崩れるだけではなく、精神面にも影響してしまいます。
この記事を読めば、一人暮らしでも手軽で簡単に、バランス良くご飯が食べられます。
一人暮らしのご飯がめんどくさい!解決法8選
一人暮らしのご飯がめんどくさい場合の解決法は、8つあります。
これから紹介する方法を実践すると、手軽にご飯が食べられるので、めんどくさいとは無縁になれますよ!
しかし、費用がかさむ場合があるので、あなたに合う方法を試してみてくださいね。
メニュープランニング
何を食べようかな?と、メニュー決めがそもそもめんどくさいですよね。
そんな時は、週ごとに食事メニューを計画するだけで、めんどくさいから解放されますよ!
さらには、無駄な買い物や料理の手間を省けるメリットも。
メニュープランニングをして食材をまとめて購入することで、食費を抑えられます。
まとめて購入した食材は、野菜、下処理をして小分けにし、冷凍しておきましょう。
もうひと手間加える余力があれば、下味をつけておくと火を通すだけで食べられるので、かなり楽になります。
1週間のメニュープランニングをするだけで、毎日の献立の悩みを解消し、無駄な買い物や料理の手間を省けるのはとても嬉しいですね!
レシピの簡略化とマルチクッカーの活用
煮物などの手間のかかる料理や、火が通りづらい食材の調理は、簡略化しましょう。
例えば、電子レンジで加熱してから煮物にすると時短になり、火が通りづらい食材も火が通りやすくなります。
マルチクッカーを活用すると、食材と調味料を入れてスイッチオンするだけで、簡単に煮物やスープなど、時間がかかる料理もあっという間に完成します。
マルチクッカーが家にない場合には、炊飯器で代用できちゃいます!
私が炊飯器調理でよく作るのは、炊飯器でイワシの煮付けや、手羽元のサッパリ煮。
時間を有効活用できるので、おすすめですよ!
火にかけないので、炊飯器で調理している間に他の家事ができます。
外食やテイクアウトをする
一人暮らしで自炊がめんどくさい場合は、外食するのが1番手軽な解決策です。
飲食店では、作る手間なく美味しいものを確実に食べられます。
しかし、注意が必要なのが、
- 栄養が偏りがちになる
- 食費がかかる
この2点です。
1人での外食は、丼物や麺類など、単品メニューに偏りがちになります。
単品メニューに偏りがちになると、栄養のバランスが崩れ、カロリー過多や塩分過多になる可能性が高くなります。
そのため、主菜・副菜・汁物が揃う定食にしたり、丼物の時にはサラダや豚汁をプラスするなど、栄養バランスを意識するようにしましょう。
そして、外食は食費が高くなりがちです。
しかし、自炊よりも美味しいご飯が食べられて、自炊をしないので時間の節約にもなります。
どうしても金銭面が気になる場合には、テイクアウトを利用するのも手です。
飲食店の料理をそのまま自宅で味わえるのが、テイクアウトの嬉しいところ。
しかも、テイクアウトには軽減税率が適用されるため、消費税8%なので外食より安くお店の味を楽しめます。
惣菜を買う
お弁当ではなく、惣菜を買うと、お弁当よりも食費を抑えられます。
ご飯だけ自分で炊けばいいので、自炊のハードルもグッと下がりますよね。
朝炊いたご飯を冷蔵保存したり、帰りの時間にタイマーでセットしておくのもいいですね。
一度に多めに炊いて、冷凍保存しておくと、毎日炊く必要がないので便利です。
レトルトや冷凍食品の活用
レトルトや缶詰、冷凍食品などは、買い物のついでにまとめて購入しておくと便利ですよ。
- カレー
- 焼き鳥
- ツナ缶
- ハンバーグ
- 唐揚げ
- ほうれん草のおひたし
- ひじき煮
- ポテトサラダ
など、かなり種類豊富です。
賞味期限が長いため、保存が効くうえに温めてそのまま食べられます。
どうしても今日は疲れて買い物に行きたくない!という日には、ストックがあると大助かり。
レトルトや冷凍食品は、一食分のものも多く、クオリティがかなり高いので、ぜひお試しください。
出前やデリバリーを利用する
今日は一歩も外に出たくない!という日には、出前やデリバリーがおすすめ。
アプリで食べたい飲食店のメニューを注文すると、配達員が届けてくれます。
- Uber Eats
- 出前館
- Walt
などが、有名です。
アプリによってお店のラインナップが違います。
お目当てのお店がない場合には、違うアプリも確認してみるとある場合もありますよ。
ただし、配達員への報酬が発生するため、金額は少し割高の設定なので、外食やテイクアウトよりもお金がかかってしまいます。
また、注文を受けてから料理を作り、配達されるので、時間もかかります。
そのため、お金や時間に余裕がある時に利用するのが良いでしょう。
とはいえ、スマホ1つで飲食店の味を自宅で楽しめるのは嬉しいですよね!
宅配弁当を利用する
- 栄養をバランス良く摂取したい
- カロリーや塩分を抑えたい
- 健康的な食事をしたい
そんなあなたには、宅配弁当がおすすめ!
- ナッシュ
- 三ツ星ファーム
などの宅配弁当サービスが有名です。
管理栄養士が監修したメニューが豊富で、新メニューが定期的に登場したり、有名店とコラボしたスイーツが登場したりと、飽きることなく食事を楽しめますよ!
ミールキットを利用する
- 栄養をバランス良く摂取したい
- カロリーや塩分を抑えたい
- 健康的な食事をしたい
- 自炊をしたい
こんなあなたには、簡単に健康的な食事が自炊できるミールキットがおすすめです。
シェフコラボや季節のメニュー、世界のグルメ、キッズメニューなどがあり、一人暮らしからファミリーまで幅広く楽しめますよ。
毎日レシピを考えることなく自炊ができ、たまにしか使わないような調味料をわざわざ購入する手間もないのが嬉しいですよね。
スマホがあれば注文できて自宅に届けてくれるのも、忙しいあなたにぴったりなんです。
家事代行に料理を作り置きしてもらう
自炊もしたくない、外食やテイクアウトも嫌、手料理が食べたい!という場合におすすめしたいのが、家事代行サービスで作り置きをしてもらうこと。
家事代行は、
- タスカジ
- CaSy(カジ―)
などがあり、作り置きはもちろん、掃除などの他の家事もお願いできます。
家事代行サービスは、スポットと言われる単発で利用するよりも、定期で利用すると料金が低くなるしくみです。
単発で利用してみて、気に入ったら定期で活用するとお得ですよ。
【カジーの料金表】
定期 | 1週間に1回 2,560円(税込)/時間 |
2週間に1回 2,670円(税込)/時間 | |
4週間に1回 2,780円(税込)/時間 | |
スポット | 必要な時だけ 2,900円(税込)/時間 |
オプション料金 | キャストの指名 440円(税込)/時間 |
鍵預かり 月額1,080円(税込) |
定期で利用するとお得とはいえ、料金はけっこうかかります。
しかし、家事代行サービスを利用するメリットは、
- 買い物や調理の手間がないので時間の節約になる
- 数日分をまとめて作ってくれる
- 家庭料理を食べられる
- 料理以外の家事もお願いできる
- スマホで手軽に依頼ができる
この金額を払うだけのメリットはたくさんあり、むしろ安く感じるほどですね。
初回限定のクーポンも期間限定であるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
一人暮らしでご飯を食べないのはNG
一人暮らしは食事を抜く時もあるでしょう。
うるさく言う親もいないし、めんどくさいし、食事を抜きたくなる気持ちも分かります。
しかし、一人暮らしでご飯を食べるのがめんどくさくても、食べないのはNGなんです。
- 集中力の低下
- 太りやすくなる
- 精神的に不安定になる
一人暮らしでめんどくさいからといってご飯を食べないのは、こんなリスクが高まるんです。
集中力の低下
ご飯を食べないと、脳に供給されるブドウ糖が不足します。
脳のブドウ糖が不足すると、集中力が低下して持続しません。
朝起きると頭がボーッとするのは、寝ている間にブドウ糖が不足するからなんです。
一人暮らしの大切な時間を有意義に過ごすためには、集中力は大切ですよね。
集中力持続のために、めんどくさいからご飯を食べないのはNGですよ。
太る可能性が上がる
ご飯を食べないと痩せるんじゃないの?と思われがちですが、ご飯を食べないのは、痩せるどころか太りやすくなってしまいます。
食事を抜くと、その後の食事で急激に血糖値が上昇します。
急激な血糖値の上昇は、大量に出るインスリンによって脂肪を溜め込みやすくしてしまいます。
食事の間隔があくほど、インスリンが大量に出るため、どんどん太りやすい身体になってしまいますよ。
体重の過剰な増加は、生活習慣病のリスクがあります。
食べすぎには注意して、健康的に過ごすために、しっかり食事はとるようにしたいですね。
精神的に不安定になる
食事は体に必要な栄養を摂取し、脳の機能をサポートします。
ご飯を食べないと血糖値が下がり、脳にエネルギーが供給されなくなるため、集中力や判断力が低下し、精神的に不安定になる可能性があります。
また、空腹時にはストレスホルモンである、コルチゾールやアドレナリンの分泌が増加する傾向です。
これらのホルモンがイライラ感を強める要因となることもあります。
一人暮らしの食事で考えたい3つのバランス
一人暮らしの食事は、バランスを整えるために自己管理が重要です。
まずは、栄養・生活リズム・家計の3つのバランスを意識して日々の食事をしてみてくださいね。
栄養のバランス
栄養バランスの偏りは、肥満や生活習慣病のリスクを高めます。
一人暮らしの食事は、簡単に食べられる、丼や麺類などの単品料理で済ませてしまうのはよくある事ですよね。
しかし、この単品料理は脂質と糖質がメインの場合が多く、栄養バランスが偏りやすくなります。
そのため、三大栄養素である「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」のバランスを意識して食事をしてみてくださいね。
そのためには「主食」「主菜」「副菜」を意識してみましょう。
例えば、丼が主食の場合は、サラダと具だくさん味噌汁をプラスするとOK!
1回の食事の中でビタミンの野菜と、お肉や魚や卵などのたんぱく質が取り入れられるかが大切です。
そこを意識するだけで、栄養バランスの良い食事に、ぐんと近付けますよ。
生活リズムとのバランス
忙しくて夜ご飯の時間が遅い、寝坊して朝食の時間が取れない、ということも一人暮らしの食事のあるあるですよね。
生活リズムが不規則の場合は、食事も不規則で偏りがちになってしまいます。
忙しいからといって、食事を抜くと1日に必要な栄養素が摂取できなくなり、栄養バランスが崩れてしまうのです。
そのため、きちんと食べるように心がけましょう。
また、朝のメニューは簡単なものを固定にしてしまうのがおすすめ。
朝は時間がなくバタバタするので、バナナやヨーグルト、コーンフレークなど手軽に食べられるメニューで固定して、何を食べようかと悩む時間を省きましょう。
夕食の時間が遅くなる場合は、余裕があれば夕食前に、少しでもお腹に入れておくのがおすすめ。
例えば、コンビニで手軽に買えるカットフルーツやサラダ、チーズやゆで卵など。
手軽にたんぱく質やビタミンを摂取することができ、夜遅くにたくさん食べるより血糖値の上昇も緩やかになります。
生活リズムのバランスを考えて、無理なく食生活を考えてみてくださいね。
家計とのバランス
一人暮らしでご飯の準備がめんどくさいからといって、外食やデリバリーに頼りきってしまうと、食費がかさんでしまいます。
洗い物の手間もなく、手軽に美味しいご飯が食べられるだけに、金額もやや高めだからです。
外食やデリバリーに慣れてしまうと、簡単な自炊ですら億劫になりがちです。
そうなると食費がかさみ、食費を抑えるためにご飯を抜くのは健康に悪いのでやめてくださいね。
自炊のハードルを上げずに、
- カット野菜とウインナーを炒めた野菜炒め
- レトルトパウチのパスタソースを使ったパスタ
- レンジでチンするだけの冷凍食品
などを上手に使い、自炊のハードルを下げて取り入れてみてくださいね!
まとめ
- 一人暮らしのご飯がめんどくさい場合でも、外食やデリバリーを利用したり、ミールキットやレトルトを使って自炊のハードルを下げて食べるのが大切
- ご飯を食べないのは、集中力の低下や太るリスク、精神面の不調などのリスクが高くなる
- 一人暮らしの食事では、栄養・生活リズム・家計のバランスを保ちながら摂取するのがおすすめ
一人暮らしでご飯を食べるのって、めんどくさい場合も多くありますよね。
しかし、めんどくさい時でも外食などで気軽に美味しいご飯も食べられるし、ミールキットやレトルトを使えばハードルを下げて簡単に自炊できることが分かりました。
自分の身体を大切にするためにも、バランスに気を付けて美味しくご飯を食べてくださいね!
コメント